ゆう's Blog
スマホの「PINコード」と「指紋認証」

🔑 PINコードのセキュリティ
暗号化キーとの連携
PINは端末内部の暗号化キーと結びついていて、総当たり攻撃は試行回数制限で防がれます。
強制入力場面
再起動直後や一定時間経過後は必ずPIN入力が必要。つまり「最終的な守り」はPIN。
理論的強度
長いPIN(6桁以上)やパスワードなら、暗号的には指紋より強固。

👆 指紋認証のセキュリティ
利便性重視
毎回PINを入力しなくても済む。
生体情報の一意性
指紋は本人固有で推測不可能。ただし「寝ている間に指を使われる」など物理的リスクはゼロではない。
暗号的な役割
指紋そのものが暗号鍵になるわけではなく、端末内部のセキュア領域で「PINの代わりに使えるトークン」を発行する仕組み。

⚖️ まとめ
PINコードは暗号的に強い「本丸」
指紋認証は便利な「入り口」
実際のスマホは「指紋認証で普段は楽に解除 → PINコードが最終的な守り」という二段構えになっています。