ゆう's Blog
エレキギターに使われるコンデンサー

種類

セラミックコンデンサー
安価で一般的。硬めでシャープな音質。
フィルムコンデンサー
オレンジドロップやバンブルビーなど。バランスが良くアップグレードの定番。
オイルコンデンサー
豊かなミドルと滑らかなトーン。ビンテージ志向のプレイヤーに人気。
ワックスペーパー系
初期Fenderで使われた歴史的モデル。コレクター人気が高い。

容量値の目安
0.047µF → シングルコイル(ストラト系)に多い。高域をしっかり削る。
0.022µF → ハムバッカー(レスポール系)に多い。削りは控えめで太さを残す。
0.033µF → P-90やジャズマスターに適用されることが多い。
0.1µF → アクティブピックアップ用。広範囲に作用

容量が大きいほど → より低域まで作用し、音がこもりやすい。
容量が小さいほど → 高域だけを削り、明るさを残したままウォームさを加える。
材質の違い → 同じ容量でも音の質感が変わり、プレイヤーの好みによって選ばれる。

容量値(キャパシタンス)を表す「EIA方式」と呼ばれる表記で、3桁の数字で容量を示します。

読み方のルール
最初の2桁 → 有効数字
最後の1桁 → その後に付けるゼロの数(10のべき乗)
単位は pF(ピコファラド) が基本

具体例
102
「10」+「2桁のゼロ」= 1000 pF
1000 pF = 0.001 µF
473
「47」+「3桁のゼロ」= 47000 pF
47000 pF = 0.047 µF
104
「10」+「4桁のゼロ」= 100000 pF
100000 pF = 0.1 µF